団体について

代表あいさつ

子育て支援を通して
“人の心を大切にする社会”を目指します。

連日、世間では子育てに関するニュースが流れていますね。 少子化や無縁児、引きこもりや不登校、待機児童や育休、奨学金や学費の問題など 直接的な子ども問題のワードだけでも沢山です。 それらの問題は、最近の問題の様に感じますが、40年も50年も前の日本でも既に社 会問題となっていました。
日本の長年の課題、それが育児問題なのです。

育児支援というと、子どもへ向けた支援が多いのですが、私たちは、“親”の環境支 援が結果的に子どもの支援に繋がると考えています。 誤解を恐れずに言えば、子どもの居場所作りだけ進めては、親子の距離を離してし まう、、、。

近年、子ども食堂やフリースクールなど、子どもの居場所は次々と生まれていま す。
しかし、親の居場所はどうでしょう?
育児を始めると、ママの居場所が無くなっているという事に、皆さんは気付かれて いますか?

「育休で家に居るのだから、居場所は家でしょう。」
「保育園に子どもを預けて、仕事をすれば職場が居場所になるのでは。」

この様な言葉が聞こえてきそうですが、現実は違います。 赤ちゃんが生まれると、生活の全てが赤ちゃん中心になっていきます。 家の中で赤ちゃんと二人きり、、、最初は楽しい幸せな時間です。 しかし、どこかで歯車が噛み合わなくなると、育児中には自分の時間が取れなくな り、家の中では自分の居場所、落ち着いて自分のペースで過ごせる場所が無くなっ ていきます。

実母や姑と同居していて助かる場合もありますが、逆に育児の考え方を押しつけら れて家庭での居場所が無くなる。
PTA等の会合で聞かれる声は、
「家から出る理由になるから、PTA活動が楽しい。」 というもの。

職場復帰した場合はどうでしょう?
赤ちゃんは体調を崩しやすく、保育園からお迎え依頼の電話が鳴ったり、子どもの イベントで早退したり、職場でも肩身が狭くなり居場所は狭く心地よくはなくなっ ていきます。

日本のお母さん達には、居場所が無いのです。

長年、育児サポートビジネスを展開している私は、多くのお母さん達の声を聴き、 この様な現状の中で何か自分たちに出来る事がないかと考えました。 そこで取り組み始めたのが、コーセリプロジェクトです。

世界的経済学者“宇沢弘文”の経済学を学ぶ「よなご宇沢会」のメンバーと供にコモ ンズの再生を目指してスタートしたのが2020年。
その後、地域の皆さまや活動に興味を示した若者などが協力してくださり、2023年 4月24日にオープンする事ができました。

コーセリプロジェクトが新しい点は、市民が作るセンター方式の親の為の育児サポ ート施設である所です。
民間で独立した組織ですので、年齢で区切った○○の壁や春の人事異動もなく、妊 娠期から未就学児を中心として、小学生、中学生、高校生、大学生や社会人、そし て成人後の引きこもりや恋愛相談まで、子育てに関して広く継続的なサポートの出 来る施設を目指しています。
また、大学等の研究機関や病院、行政との連携を図ることも大切な活動の一つに取 り組んでいこうと思っています。
大きな機関同士の連携は、今まで何度も作っては消えを繰り返してきました。 それは、転勤や配置換えなどによる人的繋がりの途絶がひとつの原因でもあり、こ こにも私たちが中間組織として出来る事があるのではと考えています。

生まれたばかりのコーセリですが、皆さまのご支援やご協力を得て、今後もより良 い施設に発展させていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

「育休とったら、コーセリに行こう!」
絵本やおもちゃ、自然や景色、そして子どもの心を大切にするスタッフ、私たちが 作ったママの第三の居場所、コーセリにどうぞお気軽にお越しください

代表理事 藤原 聡司

団体概要

法人名 一般社団法人コーセリプロジェクト
設立 令和3年5月
代表理事 藤原 聡司
理事 野島 慶明、川島 雅弘、竹内 紀智
監事 野島 千代恵
定款 定款.pdf
設立趣旨書 準備中
事業計画書 準備中
運営施設名称 「KOSELIG(コーセリ)」子育て学習センター
施設所在地 〒689-3513 鳥取県米子市岡成101-2

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